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その日
私の頭の中で
殺人警告がなった。
殺人警告
私がもっとも人を殺したくなる時。
さぁ、今日は一体誰を殺しに行こうか?
私は人を殺すためにある人物に会いに行った。
そして、情報を得た私は今日も…
人を殺して
生きてゆく
返り血を浴びたこの体を見て
一人笑う
何故殺す?
最期に必ず人が言霊として私に問う。
何故殺す?
そんなの決ってるじゃない。
貴方が悪いのよ。
貴方が私の大切な妹を傷つけようとするから。
人を傷つけようとする人間が生きていること自体が
おこがましい。
死んで当然の人間。
貴方が全てを始めた
だから全てを終わらせるためには
全てを始めた貴方で終わらせなければ意味が無いでしょう?
ねぇ…今君は
真っ赤な血を垂れ流して
死んでるけど…何を思っているのかしら?
まぁ、そんなの私に関係ない。
さぁ…明日は誰を地獄へと引きずり落とそうか?
私の頭はそればかり。
そして再び私の頭は
殺人警告
を鳴らし始めた。
他人の血を求めて
他人が逃げマドイ
狂いは果てる様を観たくて
うずうずして仕方が無い。
あ~私はもうきっと正常ではないのだろう。
異常な人間。
そう・・・ただの人殺し。
私は殺人鬼なのだ。
人の心って
難しいね。
どんなに優しい言葉をかけても
相手にとっては
重みにしかならなくて
どんなに優しい心で接しても
それはかえって
相手の傷をえぐることになる。
私は私のやり方で
本当に人を助ける事なんて出来てきたのだろうか?
相手を支えることが出来てきたんだろうか?
相手を逆に悲しませて
地の底に落としてしまったのではないのだろうか?
ねぇ、貴方の心に
私の言葉は届いていますか?
私はもう誰も失いたくないよ
大切な兄を失って
大切な妹を失って
大切な友達を失って
神様
貴方は一体今度は
誰を連れて行くの?
まだ私を地の底へ落とそうとするのですか?
ねぇ・・・
この世界ほど
この時ほど
この命ほど
この心ほど
この思いほど
私を苦しませる物は無い。
そして、
私と関わっている貴方ほど
私を悩ませて
苦しませる者は無い。
お願い。
もう、そんな言葉を嘆かないで
辛いなら
苦しいなら
悲しいなら
いつだって貴方を支えるから。
貴方の全てを受け止めて
支える覚悟が私は出来ているから。
だからお願い
辛くなったら
いつでも私に弱音を吐いて。
苦しくなったら
いつでも私に頼っていいんだよ。
私もそんなに強い人間じゃないけれど
でも、
私の周りに居る貴方が
明日を希望と笑顔で生きてくれればそれが私の力とナリ
生きる理由となるのです。
だからお願いです。
生きることをあきらめないで下さい。
お願いです。
どうしても貴方が死をやめないというのであれば。
私も貴方と同じ結末路を歩みます。
貴方とともに私のこの命も神へと差し出しましょう。
でもお願いです。
出来たら…
ううん。
出来たらじゃない。
生きてください。
堕ちましょう
貴方とともに
堕ちれるのなら
貴方とともに
息絶え果てることが出来るのなら
貴方とともに
この運命という物語へ終止符が撃てるのなら
貴方とともに
この世界で終われるのなら
それはどんなにいいことかしら?
さぁ、二人で
堕ちてゆきましょう。
深い
深い
碧く
光の差し込まない
闇の中へと
堕ちてゆきましょう
心ごと
愛ごと
貴方とともに
愛してる。
愛してるよ。
でも、
それ以上に嫌い。
(どうして?)
だって、
愛おしすぎて
愛おしすぎて
貴方をいつか殺してしまいそうだから。
だから
そんな自分が嫌いなの。
(ならいっそのこと僕を殺してよ?)
いやよ。
(何故?)
愛している貴方をこの手で咎める事だなんてできっこない。
(出来るよ君なら。)
イヤよ。
私は貴方を殺したくない。
(なら、一緒に死のうよ。)
それもいや。
(どうして?)
だって、いきたいもの。
生きたままで貴方を愛したいもの。
(そうか。)
それは1つの愛が生み起こした
感情。
さぁ、他にはどんな愛の裏皮が見えてくるのでしょうか?
さぁ貴方は一体
何を選びますか?
死ですか?
生ですか?
心ですか?
体ですか?
涙ですか?
血ですか?
雪ですか?
雨ですか?
死すれば
心は動かなくなり。
体が冷たくなる。
涙も出ずにただ、血ばかりが溢れ出す。
雪が降り貴方を白銀の世界で覆いつくし、誰にも見つからないでしょう。
けれども雨が降ると自然と人は貴方を見つけ出してくれます。
生すれば
自然と体が動き、
悲しみに明け暮れた心は
涙を流すでしょう。
そして
貴方の体の中を這いずり回っている血によって新たに感じ取る何かが
現れるでしょう。
雪が降り
貴方は貴方を包み込んでくれる人と出会い、
周りは真っ白な白銀世界。
幻想的な世界の中貴方は大きな何かを得るでしょう。
雨が降り
貴方を必ず隠してくれるでしょう。
本当の貴方の表情を。
けれども貴方を必要とし、探してくれる人がいるのも又事実。
さぁ、貴方は
愛してくれる人がいる世界で
いき続けますか?
それとも
愛してくれる人も
探してくれる人もいない
暗くて
冷たい
寂しく悲しい
哀れな死の世界を彷徨い続けますか?
どちらにせよ、全てを決めるのはあなた自身。
さぁ、貴方は今
一体何を望み
生きるのでしょう。
あるいは、
息絶え果てるのでしょうか…。