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八年前。
一人の女の子の妹が死んでしまいました。
そして、それよりももっとずっと前、
そう、女の子が生まれる前には、お兄さんがいました。
ですが、そのお兄さんの顔を見ることができないまま、
お兄さんは女の子の前から消えて、
遠い遠い天国という名のお国へ行きました。
人一人が死ぬたびに、
女の子は一粒の涙を流しました。
しずくを流しました。
そして、やっと心の傷が癒えたであろう、
この年のちょうどお盆に、
女の子が小さいころから知っていた、
一人の父の知り合いの人が亡くなりました。
あれから八年。
妹が死んでから八年です。
もうこれ以上涙は流したくない彼女の心に、
また、ひとつの悲しい物語が待っていました。
彼女はきっと、今までないてきていない分
湖ができるほど泣くのだろうと思っていましたが、
なぜか、涙はそこまで多く流れてきませんでした。
そう、
あの、人のためにも泣き、
自分のためにも泣いてきた女の子が、
なぜか、泣けなくなってきたのです。
なぜなのでしょうか?
顔は悲しみにゆがみ、
声を押し殺して泣いているのもかかわらず、
涙はなかなか出てこようとしないのです。
女の子の涙はかれてしまったのでしょうか?
いいえ。
かれたのではないのです。
流せないのではないのです。
流さないのです。
否、流したくても、流れてこないのです。
だって…女の子には水が不足しておりましたから。
夏だというのに女の子はほとんど水分を取っていませんでした。
だからでしょうか?
泣いても、
のどだけが痛くなり、
顔だけが醜くなり
しまいにはもう、
声すらも…出さぬよう
押し殺すことができていたのです。
そう…声も涙も何も出ない。
それはまるで心の無いお人形。
ねぇ?
私は…
もう人間ではないの?
涙を流したくても流せない。
それだけだけど…
私はもう、人として過ごすことは、
町を歩くことは、
人と一緒にいることは…
できないの?
私は、
何度泣けばいいの?
何度泣いて、
何度傷ついて、
何度怒って、
何度休めばいいの?
何度笑えばいいの?
いったい何度私の前に不幸は訪れるの?
いったいいつになったら、私は幸せになれるの?
なんて…
そんな答えを求めたって、出て気やしない。
だって生きていれば不幸も幸福もいずれはやってくるから。
でも、私はもうつかれました。
誰か、私に、
今だけその暖かい優しな胸をあけわたしてくれませんか?
あなたの胸で泣きたいよ。
今は、誰かと一緒にいたい。
一人は…さびしいよ。
心が…悲しくて、
苦しくて
押しつぶされそうだよ。
ねぇ?
誰か…。
優しい人の胸を探すのは…。
借りることは…
いけないことですか?
後書き
最近本当に…生きている感じがしませんね。
最近ってか…今日この頃?
あ~ァ…誰かの胸の中で泣けたらどれほどいいことかしら?
一緒に泣いて、
笑って
悩んで
怒ってくれる。
そんな友達が私の隣にいつも必要なときにいてくれたら、
どんなにいいことかしら?
本当に、
誰か優しい人の胸を借りるのは
いけないことなのでしょうか?
なんて、ばかげてますよね。
すいません。
今回は…私自身の体験を下にお話を作ってみました。
できれば、感想は…いただいたほうがいいのでしょうかね?
わかりません。
いつもどうりでいきますかね。
では。
貴方の刃は闇をも切り裂くほどに
鋭く
そして、
鮮明で…。
闇ごと、私の心を切り裂いてくれたら…。
どれ程いいことかしら?
貴方の瞳は誰も寄せ付けようとしない漆黒の色
鋭くそして、
悲しいほどに
酷く覚めた瞳をしていた。
その瞳の眼差しを私に向けてくれたら
その瞳で私だけを捉えてくれたらどんなにいいことかしら。
けれどもそれは出来無いことね。
貴方は気だかき天使。
私は汚れし悪魔。
しょせんは
光と闇
陰と影
貴方は、表の世界を
私は裏の世界を
貴方は朝を
私は夜を
行き来する者。
生きる者。
一生一緒になることだなんて、ありえない。
出来無い。
分かり合うことすらも出来無いのでしょう。
それが、私たち、
天と地のものの違い。
あぁ、これからも貴方は
きっと
ずっと
もっと
私の手のとどかに遠いところへ飛び立つのですね。
そして私は
きっと
ずっと
もっと
もう、何処が節目なのかすら分からない闇のそこへ…
闇の地へと引きずり下ろされるのでしょうね。
貴方には羽がある。
どこへでも飛び立てる羽が。
私にはもう・・・羽は無い。
鳥かごの中で買われた鳥は
飛び立つための羽すらをもむしりとられ、
何処へ飛び立つ事すら許されなくなってしまう。
貴方は飛べて
私は飛べない
私と貴方。
あまりにも差が大きすぎる。
大きすぎたから…
しょせん死ぬまで憧れでしか…。
コノオモイは、きっと
ずっともう、届かない。
叶わない。
私のこの願いも…全て。
もうすぐで、最大の願いが叶う。
でも、最高の願いはもう…
一生叶わない。
そう、
この地に降り立った時点で、
生まれたときから私の運命も何もかも設定されていた。
決っていた。
私たちのメリットは一体。
なんだったのだろう?
もし、
もし又生まれ変わる事ができたなら。
次は貴方と同じ、
白き気高い高貴なものに生まれたい。
アトガキ
皆様。
お久しぶりです。
えっと・・・
久々の詩、
いかがでしたでしょうか?
生きることが、何かを知りえることなんだとしたら、
私はきっと何かを知り続けようとするだろう。
死ぬ事が、何かを知りえる事なんだとしたら、
私はきっと何も知ろうとはしないだろう。
けれどもそれは出来無いことね。
必ずと言っていいほど、
この広い地球と言うときの中で生きていれば、
何かを知り、そして、知った直前に死してしまうことだってあるのだから。
逆に言えば、何も知らずに死ぬことだってあるってこと。
そう、何かを知っている。
でも、何も知らない。
知っているようで、本来見つけなければならない事に私はただ、
目を背けていただけ。
ねぇ?
もし、貴方が問われたら、
ドウ答える?
生きるために何かを知る?それとも
死ぬために何かを知る?
逆に言えば
生きるために何も知らずに過ごすか、
何も知らずに突然死ぬか。
貴方ならどちらを選びますか?
暁を待っている。
明けない夜はないことを信じて。
(そんなこと世界が約束してくれないこと、知ってるくせに)
「理想の死に方って何?」
あなたの問いに僕は答える
「投身自殺とか?」
ビルから飛び降り
肉片をぶちまけて
潰れた頭が飛んで行き
あなたに最後の言葉を告げる
「愛してる!」
暁を待っている。
明ける前に夜は一番暗いことを信じて。
(そんなこと世界が約束してくれないこと、知ってるくせに)
「理想の死に方って何?」
あなたの問いに僕は答える
「入水自殺とか?」
海に抱かれて
肉を食んだ魚と同化して
泡沫の間に遊泳し
あなたの血肉となりに
自ら篝へ向かっていく
暁を待っている。
明けたときに隣にいるのが君だと信じて。
(そんなこと世界が約束してくれないこと、知ってるくせに)
「理想の死に方って何?」
あなたの問いに僕は答える
「焼身自殺とか?」
骨の一欠けらも残さず
高温の蒼の炎に舐められ
大気と一つになって
そこら辺を通った蝶と共に
君に逢いにいく
暁を待っていた。
太陽が照らすのは君の笑顔だと信じて。
(そんなこと世界が約束してくれないこと、知ってたくせに)
僕の理想は君の参考に成り得ず
それを知っているくせに
問うあなたはなんてずるくて綺麗
あの曙の光のように
待っている。
僕は、君と暁を、待っている。
(人間が滅んでも変わらないこと、知ってるくせに)
ボクは夢を見た
辿り着いた所は綺麗な蝶が舞っていた
青い満月の光は青かった。
幻じゃなかった。現実だ
こんな夢は始めてだ!!
いつもは恐怖の夢しか見ないのに・・・
夢の中で暮らしたい。此処にずっと居ておきたい
もう誰も要らない。此処だけでいい
天から天使が舞い降りた。青い満月に映っている
ボクを導いてくれている
それは幸福の世界へと・・・